公益社団法人 させぼ夢大学 公式ホームページ

学びとは、自分探しの旅を扶ける営み

公益社団法人させぼ夢大学理事長 近 藤 正 人 

 させぼ夢大学は、県北の皆様方の熱い生涯学習の意欲に支えられ27年目を迎えました。平成4年、佐世保市のふるさと創生事業の一環として創立し、3年間の行政支援を得、4年目から独立、平成25年10月には、全国の市民大学に先駆けて公益法人格を取得し、改めて、公益社団法人させぼ夢大学へと発展して参りました。創立27年目を迎えたさせぼ夢大学は、今年度も、定員2000人を遙かに超える3220人のご応募を頂きました。
 「ふるさとに爽やかな新しい風の香りを」の合い言葉に、私達市民の手で、長崎県独自の文化を創り出し、急速に変化する現代社会に対応できるための自分づくりを進めるため」に、この夢大学は始まりました。  佐世保が生んだ、高名な儒学者、楠本端山が師として仰ぐ佐藤一斎は、約200年前頃の江戸時代末期に、現代の生涯学習の概念ともいえる詩文を残しています。
それには、
「少にして学べば即ち壮にしてなすことあり
壮にして学べば即ち老いて衰えず
老いて学べば即ち死して朽ちず」とあります。
確かにこの詩文は、古典的生涯学習論であるかもしれません。しかし現在、生涯学習推進の重要な考え方として叫ばれている「いつでも、どこでも、だれでも」に全く通じる考え方でありましょう。自らが人間としていかに生きるかの志を立てて、10代20代30代でしっかりと学べば、40代50代で物事を成し遂げることができる。40代50代でしっかりと学べば、60代70代80代となっても衰えることはない。60代70代80代でしっかりと学べば、充実した人生を全うすることができる。この条文は,人生のライフサイクルを少、壮、老と簡単に捉えた上で,ライフステージにおける学びの意義、各ライフステージ間の学びの関連を明白に捉えています。まさに、佐藤一斎の生涯学習論ではないでしょうか。資源の乏しい我が国においては、人材こそが成長を牽引する貴重な資源であり、持続可能な社会を築き上げていくためには、その土台となる厚い人材層を形成していくことが必要です。少子高齢社会が進展し、活力が失われつつあるのではないかとの懸念も指摘される中、我が国が自信と活力を取り戻すためには、一人ひとりが生涯を通じて自己を磨き高め、そして、社会に貢献していくことが重要です。経済的な成熟時代を迎えた今日、心の豊かさ、人間らしい生き方が浸透してきました。又、人生100年時代と言われる超高齢社会を迎え、夢大学が目指す「自分づくり」がさらに必要になって参ります。
 したたかに、しなやかに今の時代を生きるために「自分づくり」こそ、一人ひとり の生活の中に潤いと夢をもたらすものと信じます。
 日本を代表する10人の講師の講話の中から、私たちはその人間性、見識等にふれ、又、私たちが到底経験できない人生哲学、人と人との交わりにおいて仕事や人生でのさまざまな場面での生きざまを学び、私たちの生活に活かして頂き、時間と空間を越えた新しいライフスタイルを構築してください。そしてこの夢大学にあなたのお力をお貸しください。
夢大学は、あなたの生涯学習大学です。